2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧
もし、わたしの肌がすべて毛皮になりかわったらどうなるんだろう。 猫のように、触ると静電気が起きるのだろうか、ふんわりとした毛並みになるんだろうか、髪の毛と毛の境目はちゃんとあるんだろうか、服を着る必要もなくなるんだろうか、ボディソープは必要…
夜、きちんと眠くなり、本を片手にうとうとして、朝、決まった時間にきちんと目が覚める。この1ヶ月ほど、そんな生活をくりかえすことができている。そうしてはじめて、もう長い間、こんな風にきちんと生活をすることなんてなかったな、と思い返す。 以前も…
いまだ、考えなければいけないだろうと思っていることがまともに考えられない。頭の芯がぼんやりとしていて、考えなくちゃなあどうしようかなあ、というところで停止してしまっている。 けれど、それは以前のような焦燥感はないし、これはたぶん、考えなくて…
ぷちフランスパンは写真なし。でも、ふたごパンと同じような見た目。味違い。 パンをつくる、ということにずっと憧れていて、2ヶ月ほど前から少しずつ、少しずつつくって食べてみているのだけれど、回数を重ねるごとに少しずつうまくできるようになってる気…
こころが鈍感でうまく考えがまとまらない。 ピンクのフラミンゴは歌を歌い、火災で子供が置き去りにされる。時に、怪物はスキップをして、鼻歌を歌いながらシャクナゲの花を喰らう。盗みを趣味とするフェレットは自分の醜さに怯えてダイエットを繰り返し、そ…
ブックカバーっていろいろあるけど、新書に使えるのってなかなかないなぁ、と少しもやもやしていたのでつくった。 最近買って、使いたくてうずうずしていた青い花柄の布を外側に、一緒に買った黄色のストライプ花柄を内側に。あとは黒のギンガムチェックと茶…
わたしのまわり、全身の皮膚からちょうど十五センチのところには、薄い膜がはっている。 その膜は、全身隈なく覆っていて、でも不思議と物は掴めるし食べることもできるし服を着ることもできる。服を着ると、薄い膜はふわりと浮いて、服ごしに、またわたしの…
今までほとんどの化粧品を持ち歩いていたけれど、お泊りなどなどあまりしなくなって、全部が必要なくなったから、化粧なおしができる用のポーチがほしくてつくった。 ずいぶん前に買ったストライプと最近気に入っているオレンジの花柄と。中は汚れても良いよ…
きみは言う。「僕はいつまでこうして穏やかな気持ちで生きていられるんだろう」と。 春の雨、かすかに冷えた空気、間に割ってはいるストーブの、ぼんやりとした赤い光。ストーブは、一度片付けたけれどまた押入れから出した。春の雨は長い。雨の夜は冷える。…
1日のはじめにまず悩んでしまうこと。 お昼ごはんをどうするか。食べるのか食べないのか何を食べるのか買うのかつくるのか。うだうだとぼんやりと考えながら、1時間2時間とやりすごす。でも、そのうち手も足もとても冷たくなってきて、やっと観念して、重い…