2005-01-01から1年間の記事一覧

mm

夢を見た。 恋人が、朝一番にわたしの家へやってくる夢で、何度も何度も目を覚ましながら、わたしは恋人がやってくるのをひそかに待ち続けていて、でも、待っていることを認めたくない。それでも、できるだけ可愛らしく眠っていようと努力をしたり、猫を撫で…

前髪切りたいお年頃

わたしの前髪はもう、中学生の頃からぱっつんで、時には後ろ髪が伸びたり縮んだりするし、パーマがかかったりすることもあるけれど、ぱっつんは変わらない。ほんの何回か、前髪を伸ばしてみようとすることもあったけれど、けっきょく心もとなくて、すぐにす…

君が泣くと僕もかなしい

mm

けっきょくはさみを持ち出したのはどちらだったのか。 それはもう定かではないのだけれど、恋人は泣いて、わたしは洗い浚い醜いほどに打ち明けて、ついに恋人はおそるおそる、わたしを見ようとしてくれている。 彼が気づいているのかそうでないのか、わたし…

君に贈るよこの愛のことばを

mm

臆病者の恋人に、こうしてわたしに対する恐怖を植え付けて、どんどんわたしから離れていけば良いよ、と囁いてみたところで、けっきょく臆病者の恋人は、バチリと切り落とすことはできないんだろう。 それをわかっているくせに、わたしは、わたしも、わたしだ…

好く熟れてる無花果を

たとえば、目の前にひとつのものをつくりあげることよりも、目の前にあるひとつのものを壊してしまう方が幾ばくか、かんたんで。やっぱり人間、どうしてもそんなかんたんなものの方に傾いてしまうもので。それはもう、宿命ですよ、と言ってしまえばそれまで…

オーラの泉がおやすみだから

毎週毎週楽しみにしている唯一のテレビと言えばなんでかオーラの泉なんだけれど、最近はもっぱらこれ見て号泣号泣なんだけれど、国分くんの苦笑いっぷりが女心をくすぐるんだけれど、なんだかとっても宗教のような気分になってしまうんだけれど、ていうか「…

膝で眠るいとしいあの子

寒い、っていうだけで思考は停止して、全然先に進めなくなるもんだから、歩くのすら停止してじっと家で引きこもっていたい、と願いながらも会社や学校に出かけたり玉ねぎやミートソースやひき肉を買いに出かけたりしなければいけないもんだから、なんだかな…

だめだめぽん

ただでさえハキダメちっくなはてなを1つ持っているというのに、さらにどす黒いはてなをつくりました。サブアカばんざい。 しょうもない上に恥ずかしいことこの上ないので、たまたま足を踏み入れた人はきっと読まないほうが良いようなものになると思うよ(でも…

大それたことを言って生きる大ボラ吹き

「人生なんて死ぬまでの暇つぶしなんだからさ」ということばが忘れられません。 とある尊敬する(今でも)経営者の方に言われたことば。もう2年くらい前。 こんなに時間が経っているというのに、いまだに何かあるたんびに思い出して、ぐっと、お腹の下あたりを…

明治ミルクと俺とサノさん

恋人がいます。あと何日かすれば3周年4年目突入だね!っていう恋人。 そんな恋人は、「俺はたぶん誰とも結婚しちゃいけないし、きっと子供もつくっちゃいけないんだ」っていう男です。 恋人が言うには、「だって結婚しても子供つくってもきっと、誰かに迷惑が…

でも本当は愛してるんだよ

そんな恋人でもわたしはいっぱい感謝してます。 こんなにグチグチ言ってすぐにグラグラ揺れるどうしようもないわたしを「好き」だと言ってくれて、優しいことばを精一杯かけてくれて、「俺はどこにも行かんからな」って言ってくれる。本当にいっぱいいっぱい…

ちょう有名オタクの某先生に向けたレポート

そろそろ提出しなきゃいけないもんだから。 今からガリガリ書くんだ。ついでに日記にもしてしまおう、っていう魂胆なんだよ。 先生、レポート「3行以上のものを3回出したら良いよ」って言ってくれてたからがんばるよ。テーマも何もなくって、出席も取らない…

その2 「オタクとわたし」

芸大、という少し特殊な環境に四年間通って、やっと最近わかったことがあります。それは、わたしの目に見える範囲にいる人は、誰もが何かのオタクである、ということです。 そして、オタクだということは、とても幸せな生き方だ、と心底思います。 オタクと…

その1「エヴァンゲリオンとわたし」

わたしがはじめて「元祖世界系」と呼ばれるエヴァンゲリオンを見たのは、ハタチの頃でした。当時から付き合っていた恋人がこのエヴァンゲリオンが大好きで、まさにオタク第三世代の男で、そんな恋人に半ば無理やり、TSUTAYAでDVDを全巻借り切って見せられた…